長く使える!老眼鏡の正しいお手入れ方法
- サイモン編集部
- 2024年3月6日
- 読了時間: 7分
更新日:5 日前
お気に入りの老眼鏡は、できるだけ長く使いたいなと思うもの。老眼鏡を長持ちさせるために大切なのが、日々のお手入れです。意外と汚れが付きやすい老眼鏡ですが、汚れているときになんとなくクロスで拭いているだけという方も多いかもしれません。この記事では、老眼鏡を長持ちさせるための正しいお手入れ方法や、保管するときに注意しておきたいことをご紹介します。
老眼鏡を長持ちさせるお手入れ方法
老眼鏡は、肌に直接付けるものであり、ほかの人からよく見られる部分でもあるため、いつも清潔さを保っていたいアイテムのひとつです。毎日使用する老眼鏡は、何気なく使っているだけでも意外と汚れが付着していることもあります。老眼鏡が汚れてしまう原因としては、空気中の見えないくらいの小さなホコリやチリがあげられます。さらに、花粉や黄砂などが飛ぶ時期は、レンズに付着して汚れの原因になることがあります。顔から分泌される汗や涙、皮脂なども、老眼鏡が汚れてしまう原因となりやすく、メイクをしている方は、マスカラやアイシャドウの粉などがレンズに付着してしまうことがあります。
老眼鏡の清潔さを保つためには、定期的なお手入れが欠かせません。お手入れの方法といっても、汚れたら拭けばいいだけでは?と思われる方も多いでしょう。もちろん汚れた老眼鏡を拭くことはお手入れの基本ですが、正しいお手入れ方法を覚えておくと、老眼鏡が長持ちするでしょう。一見きれいに見える老眼鏡でも、小さなホコリやチリなどの異物が付いている場合があるため、ただ老眼鏡を拭くだけでは異物でレンズをこすってしまうことになり、レンズに傷を付けたりコーティングがはがれる原因になることがあります。ほかにも老眼鏡を拭く際、持ち方によってフレームのゆがみにつながる場合があるため、老眼鏡を長く使用するために正しいお手入れ方法を知っておくことは重要なのです。

老眼鏡の正しい洗い方
まず知っておきたい基本のお手入れ方法は、老眼鏡の洗い方です。汚れが気になったらすぐに汚れを拭き取るのではなく、その前に水で老眼鏡の汚れを軽く洗い流すのが、正しいお手入れ方法です。水で洗うことによって、老眼鏡に付いている細かい異物を取り除き、拭き取る際にレンズを傷付けてしまうトラブルを避けられます。老眼鏡を水洗いする際は、傷が付かないようこすらずに流水や溜めた水で洗い流します。反射防止コートなど老眼鏡のコーティングは熱に弱いため、ぬるま湯やお湯ではなく常温の水を使ってお手入れするよう注意してください。皮脂などの気になる汚れがある場合は、専用のクリーナーか中性洗剤を薄めた水を使って優しく洗ってお手入れします。アルカリ性や酸性の洗剤、せっけんは、老眼鏡のコーティングがはがれたり傷の原因になったりする場合があるため、使うのは避けましょう。老眼鏡の水洗いが終わったら、優しく水気を拭き取ります。その際は、ティッシュペーパーや吸水性のあるやわらかいタオルを使いましょう。老眼鏡のフレームとレンズの間も丁寧に拭き取り、金属の部品が付いている場合はサビないようしっかりと拭き取ります。
水洗いのあとのお手入れ方法は、クリーナーを使った仕上げです。老眼鏡の専用のクリーナーを使ったお手入れ方法で、水洗いでは落としきれない皮脂や汚れを浮かして取りのぞきます。水洗いした老眼鏡にクリーナーを吹きかけて、レンズの表と裏だけでなく、フレームやフレームの溝など細かい部分までしっかりとクリーナーを吹きかけます。直接肌に触れる鼻パッドや耳にかけるテンプルは、皮脂汚れが付きやすい部分なので、しっかりとクリーナーを行きわたらせるようにし、うまく吹きかけられない部分は指を使って伸ばしましょう。クリーナーをリーディンググラスの全体に伸ばせたら、ティッシュペーパーを押し当ててクリーナーを拭き取ります。クリーナーを拭き取る際も、老眼鏡をこするのではなく押し当てるように拭き取って、傷付けないよう注意しましょう。ティッシュペーペーでクリーナーを拭き取ったら、お手入れの仕上げをしてきます。
老眼鏡をクロスで拭くお手入れのポイント
水洗いとクリーナーを使ったお手入れ方法の仕上げに、クロスを使ってリ老眼鏡を拭き上げます。クロスで拭く際のお手入れ方法にも、持ち方や拭き方などいくつかのポイントがあります。まずは、老眼鏡用のクロスを使ってレンズを拭き上げるときの持ち方です。老眼鏡の2枚のレンズをそれぞれ拭くときに、ついつい拭いているレンズと反対側のレンズのフレームやテンプルを持って拭いていないでしょうか。このような持ち方でのお手入れ方法は、フレームに負担がかかってしまい、老眼鏡のゆがみの原因になる場合があるので注意が必要です。老眼鏡をクロスで拭くときは、老眼鏡の表面が自分に向くようにして、拭いているレンズ側のフレーム部分を持って拭き上げます。
老眼鏡を拭くときは、力を入れずに優しく丁寧に拭き、なでるようにクロスを一定方向に動かして拭き上げます。ごしごしと拭くとレンズを傷付けてしまうため控えましょう。クロスできれいに仕上げるために、拭き上げる順番もお手入れ方法のポイントになります。汚れが少ないところから順番に老眼鏡を拭いていくと、汚れを広げずに拭き上げられるので、皮脂が付きやすい鼻パッドは最後にしましょう。はじめにレンズから拭き上げ、続いてフレームやテンプルを拭き、最後に鼻パッドを拭いたら、老眼鏡のお手入れが完了です。使用するクロスは汚れたら洗濯するようにし、洗濯できないクロスは買い替えて、老眼鏡を常に清潔に保ちましょう。

老眼鏡のお手入れ方法で注意すべきポイント
老眼鏡のお手入れ方法や保管する方法には、注意しておきたいポイントもいくつかあります。まずは、老眼鏡を保管する場所です。老眼鏡は熱に弱いため、高温の場所に保管したり直射日光に当たったり、急激な温度変化にさらされると、コーティングのはがれやレンズの変形、ひび割れなどが起きてしまう場合があります。そのため、入浴時に老眼鏡を外す場合は、お風呂場に置きっぱなしにしないようにして、サウナや直射日光が当たる車内などでの使用や保管はしないよう注意しましょう。ドライヤーやストーブなどによって乾燥させないことも大切です。老眼鏡を使用しないときは、なるべくメガネケースに入れて保管してください。そのままバッグに入れて持ち歩くことや、ジャケットのポケットに入れることは、レンズの傷やフレームのゆがみの原因となります。テーブルの上にレンズを下に向けて置いておくのもレンズの傷につながるので避けましょう。
また老眼鏡をすぐに洗った方がよいときもあります。アルカリ性洗剤や酸性洗剤、ヘアスプレーなどが付いたときや、レモンなどの果汁や油が付いてしまったときは、放置しておくとレンズにシミが付いたり、コーティングがはがれてしまう原因になります。雨の日などでレンズが水に塗れてしまったら、すぐにクロスを使って拭きましょう。そのままにしておくと、レンズに付いた水がシミになってしまい、あとで取れなくなってしまいます。金属部品がサビたり、フレームの樹脂が変質したりすることもあるので、すぐに拭き取りましよう。老眼鏡は、使っていくうちにネジが緩んできたり、フレームのずれがでてきたりします。かけ心地が悪いと感じるときは店舗に行って調整してもらい、定期的なメンテナンスを行いましょう。
サッとひと拭き!除菌もできるレンズクリーナー
老眼鏡やサングラスを取り扱っているサイモンでは、ひとつの物を長く使ってもらえるものづくりを続けています。手に取ったときの小さな気持ちよさが積み重なる、使いやすさや心がわくわくするようなデザインを心がけています。レンズのお手入れに欠かせないクリーナーやくもり止めなど、老眼鏡のお手入れ用品も取り扱っています。
レンズクリーナー・ティッシュ
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まとめ
肌に直接触れる老眼鏡は、何気なく使っているだけでも、ホコリや皮脂などの汚れが付いてしまいます。お気に入りの老眼鏡を長く使用するためには、毎日のお手入れが欠かせません。流水で洗い流してから優しく拭き取ったり、クロスで拭くときのフレームの持ち方など、老眼鏡を正しい方法でお手入れして、日々の生活をより楽しんでくださいね。