年齢を重ねてきて、そろそろ老眼鏡をかけた方がよさそう…とは思うものの、なんとなく抵抗を感じて先延ばしにしている方もいるのではないでしょうか?老眼鏡というとネガティブなイメージを持つ方が多いかもしれませんが、今はおしゃれなデザインのリーディンググラスが増えており、ファッションアイテムのひとつになりました。この記事では、おしゃれに使えるリーディンググラスのデザインや顔タイプに合わせた選び方についてご紹介します。
デザインを楽しむリーディンググラス
「小さな文字が見づらくなってきた」「以前よりスマートフォンを遠くに離して見ている」といった自分に気付いて、もしかして老眼になっているのでは…?とドキッとしたことはないでしょうか。「まだまだ老眼になる歳ではないから大丈夫」と思うかもしれませんが、老眼は平均で45歳くらいから症状が出ることが多いといわれており、早ければ30代後半から老眼がはじまる人もいます。老眼は、加齢によって起きる目の老化現象なので、誰にでも起こりうることなのです。
いざ老眼の症状が出ると、自分も老眼鏡をかけないといけないのか…と悩まれる人も多いかもしれません。老眼鏡は、高齢の人がかけるものといった、ネガティブなイメージが根強く残っていますが、近年では老眼鏡のことをリーディンググラスと呼んでいます。デザインやカラーも多種多様で、おしゃれなデザインのリーディンググラスも増えています。ファッションアイテムのひとつとして、好みのデザインでおしゃれを楽しむことができます。自分に合ったデザインを選ぶと、ポジティブな気持ちになり、年齢を感じさせないおしゃれな印象を周りに与えます。リーディンググラスは、近くを見るときだけに使用するので、普段あまり選ばないカラーや思い切ったデザインにするなど、遊び心をくすぐるファッションアイテムといえます。
ぴったりのフレームが見つかる!リーディンググラスのデザイン
リーディンググラスのデザインによって、スタイリッシュな雰囲気や上品な雰囲気、親しみやすさや若々しさなど、なりたい雰囲気を演出することができます。カラフルなカラーやクリアフレーム、メタルフレームなどの素材の違いもリーディンググラスの楽しみ方のひとつです。なんといってもリーディンググラスのポイントとなるのは、フレームの形ではないでしょうか。リーディンググラスには、スタンダードな形から多角形など個性的な形まで、さまざまなフレームがあります。フレームによって与える印象が変わるため、なりたい印象に合わせてフレームを選べます。
オーバル型のリーディンググラスは、楕円や卵型をしている曲線的なフレームで、縦よりも横幅が長く全体的に小ぶりな大きさです。スタンダードな形なのでシーンを問わず使いやすく、知的で落ち着いた雰囲気になり、大人っぽい印象や、やさしい印象を与えるリーディンググラスです。
スクエア型のリーディンググラスは、横長の長方形をした直線的なフレームで、縦幅が狭いタイプや広めのタイプ、丸みのある長方形や角ばった形などバリエーションが豊富です。きりっとしたシャープな印象や知性的な印象を与えるリーディンググラスなので、ビジネスシーンでよく使われています。
ラウンド型のリーディンググラスは、丸メガネと呼ばれることも丸い形のフレームです。おおらかでやさしい印象を与えるデザインですが、知的でクラシックな雰囲気も演出できます。個性的でおしゃれな人にも人気のリーディンググラスです。
ウェリントン型のリーディンググラスは、台形を反対にしたような四角い形のフレームです。縦幅が大きく丸みがあるのが特徴で、スクエア型のシャープさとラウンド型の個性的な雰囲気の中間になるバランスのよいリーディンググラスです。使用している素材やファッションによって知的さや、やわらかさなど、与える印象が変わります。
ボストン型のリーディンググラスは、逆三角形のように下側が細くなった丸型のフレームです。曲線的なのでやさしい印象になり、多くの人に似合いやすいリーディンググラスです。ビジネスからカジュアルまで、さまざまなシーンで活用できます。
ハーフリム型は、フレームが上半分だけにあるリーディンググラスで、アンダーリム型は下半分にのみフレームがあるリーディンググラスです。ハーフリム型は、おしゃれで上品な印象を与えます。アンダーリム型は個性的なフレームなので、人とは違うデザインを求めている方におすすめです。
自分に似合うデザインがわかる顔タイプ診断
好きなデザインや使ってみたいリーディンググラスはあるものの、自分に似合うか不安…という方もいるかもしれません。そんなときに役立つのが自分の顔タイプに合わせたリーディンググラスの選び方です。顔タイプは、顔の形やパーツのバランス、特徴などのポイントから、その人の魅力を引き出すファッションのテイストや似合うデザインを探す方法です。自分の顔タイプを知ることで、ぴったりのリーディンググラスのデザインが見つかります。自分の顔タイプを知るために、2つのポイントから簡単なセルフチェックをします。子ども顔か大人顔、顔の印象が曲線的か直線的という2つのポイントをチェックし、2つのポイントの組み合わせで4つのタイプに分類します。
まずは、子ども顔か大人顔のチェックです。子ども顔には、顔の輪郭が丸顔や横長のベース型、目の大きさが小さめ、たれ目ぎみ、口の大きさが小さめ、おでこが広めといった特徴があります。大人顔には、顔の輪郭が卵型や面長、縦長のベース型、目の大きさが大きめ、つり目ぎみ、口の大きさ大きめ、おでこが狭いといった特徴があります。どちらの特徴が多く当てはまったか数えてみてください。
次に、曲線的か直線的のチェックです。顔の全体的な印象が曲線的か直線的かタイプ分けをします。曲線的には、顔の輪郭やパーツに丸みがある、二重の幅が広い、小鼻に丸みがある、唇が厚めといった特徴があります。直線的には、顔の輪郭やパーツが直線的で骨ばっている、一重や奥二重、切れ長の瞳、鼻筋が通っている、唇が薄めといった特徴があります。多くの特徴が当てはまる方が自分のタイプとなります。
顔タイプで選ぶリーディンググラス
2つのポイントをチェックして、自分が子ども顔か大人顔のどちらなのか、顔の印象が曲線的か直線的か当てはまる方がわかったら、2つのポイントを組み合わせてどのタイプに当てはまるか見てみましょう。子ども顔で曲線的な印象の方はキュートタイプで、子ども顔で直線的な印象の方は、フレッシュタイプです。大人顔で曲線的な印象の方はフェミニンタイプで、大人顔で直線的な印象の方はクールタイプとなります。それぞれの顔タイプによって、似合うリーディンググラスのデザインが変わります。
キュートタイプは、やさしく親しみやすい雰囲気で、若々しい方が多いタイプです。大人かわいいテイストが似合うため、リーディンググラスもやわらかくかわいらしいデザインを選びましょう。丸みのあるラウンド型や、縦幅が大きいボストン型のリーディンググラスが似合います。
フレッシュタイプは、さわやかで清潔感がある印象の方が多いタイプです。カジュアルなファッションやシンプルなデザインが似合うタイプなので、リーディンググラスはスタンダードなウェリントン型が似合います。少し丸みがあるボストン型のリーディンググラスにすると、かわいらしい雰囲気をプラスできます。
フェミニンタイプは華やかな印象で、かわいらしさと大人っぽい雰囲気を兼ね備えた人が多いタイプです。きれいめで上品なテイストが似合うタイプなので、リーディンググラスも大人っぽいデザインのオーバル型が似合います。ボストン型や個性的なデザインのリーディンググラスも得意なタイプです。
クールタイプは、落ち着いていてかっこいい雰囲気の方が多いタイプです。シンプルなファッションやクールなデザインが得意なので、四角い形のスクエア型のリーディンググラスは、クールタイプのきりっとした雰囲気によく似合います。ウェリントン型やオーバル型の横幅が大きいデザインのリーディンググラスを選ぶと、やわらかい雰囲気をプラスできます。
飾らない自然体の美しさを引き立てるリーディンググラス
リーディンググラスやサングラス、めがねの関連アイテムを取り扱っているサイモンでは、おしゃれを楽しみながら使えるデザイン性の高いリーディンググラスをピックアップしています。雑貨のような遊び心のあるデザインやカラーで、ちょっと使ってみたいとわくわくするようなアイテムばかりです。
シグラス
最小限の構成でデザインされたシンプルなリーディンググラスです。パーツや部品の数を極限まで減らし、クリアフレームとメタルテンプルのみのシンプルな構成となっています。質感が美しいメタルテンプルのスーッと伸びるラインが特徴的で、さり気ない大人の品を醸し出すリーディンググラスです。フレームは、スクエアやオーバル・ウェリントンの要素を組み合わせたニュートラルなデザインなので、どんな方にも似合いやすく、かける方に寄り添って自然体の魅力を引き出します。フレームとテンプルが重ならない独自の構造によってコンパクトに収納でき、スエード調の素材を使用した付属の専用ケースに入れてもわずか13mmの薄さなので、持ち運びしやすいリーディンググラスです。
まとめ
リーディンググラスには、さまざまなデザインやカラーがあり、おしゃれを楽しみながら使えます。リーディンググラスは目の健康を保つためにも大切なので、自分に合ったリーディンググラスを使いましょう。顔タイプに合わせて似合うデザインを選んだり、好きなカラーや個性的なデザインで遊んでみたりと、楽しみ方は人それぞれ。ファッションアイテムのひとつとして、リーディンググラスを楽しんでくださいね。
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