強い日差しが少しずつやわらぎ、さわやかな風が吹いてくると、季節が秋に変わる気配を感じます。秋といえば「読書の秋」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。老眼が気になってきたら、リーディンググラスを使って読書の秋を楽しみましょう。リーディンググラスを使えば、細かい文字が見やすくなり、秋のファッションに合うおしゃれなデザインやカラーも楽しめます。この記事では、読書の秋にぴったりなリーディンググラスの選び方をご紹介します。
リーディンググラスで読書の秋を楽しもう!
食欲の秋や芸術の秋、スポーツの秋、読書の秋など、秋になるとイメージする、食べ物や植物、レジャー、イベントがたくさんあります。秋は、気温が落ち着いてきて過ごしやすくなる季節です。また日照時間も短くなるので、秋が深まるにつれてだんだんと夜が長くなっていきます。そんな気候が良い秋の夜は、静かに家でゆっくりと読書するのにぴったりだという意味で、読書の秋といわれるようになったそうです。
ある程度年齢を重ねると「読書は好きなんだけど、以前と比べて本を読み見づらくなった」「細かい文字を読んでいると疲れてしまう」と感じることが多くなるかもしれません。せっかく好きな読書を、見づらさで断念してしまうのはもったいないですよね。そんなときは、我慢せずにリーディンググラスを使いましょう。老眼をサポートするメガネは、日本語では老眼鏡と呼ばれており、ネガティブなイメージを持っている人も多いかもしれません。しかし英語では、読書するためのメガネという意味で、リーディンググラスと呼ばれています。
老眼は、年齢を重ねれば誰にでも起きる症状です。平均的に40代の半ば頃から症状が出る人が多いといわれています。目には、レンズの役割をしている水晶体とそれを支える毛様体筋という筋肉があり、毛様体筋の働きで水晶体の厚みを変えることによりピントを調整しています。年齢を重ねると、水晶体の弾力が失われたり毛様体筋がおとろえたりして、ピント調整機能が弱くなっていきます。そのため、近くにピントを合わせづらくなり「近くのものが見づらい」「読書中に細かい文字がぼやける」「ピントが合うまで時間がかかる」といった症状が出始めるのです。
リーディンググラスを使えば、老眼によって低下したピント調整機能をサポートできます。老眼の初期症状の場合、少しの時間であれば問題ないと思っても、長時間読書していると目が疲れて辛くなってしまうかもしれません。リーディンググラスによって、近くのものにピントを合わせやすくするなら、目の負担を軽減してリラックスした状態で読書を楽しめます。タブレットやスマートフォンなどの電子書籍を使って読書する場合も、同じように目の負担をやわらげます。
秋コーデにぴったりなリーディンググラス
リーディンググラスをかけると老けて見えてしまうのではないかと思い、使うのをためらう人もいるかもしれません。そのようなイメージを持たれがちなリーディンググラスですが、実はおしゃれを楽しめるデザインやカラーのリーディンググラスが豊富にあります。秋コーデにぴったりなデザインのリーディンググラスを選べば、読書の秋だけでなく秋のおしゃれも楽しめます。
秋は、落ち着いたクラシックな雰囲気や暖かみのあるファッションが人気です。クラシックでトラッドなファッションは、読書の秋にも合う知的な雰囲気を演出できます。リーディンググラスのフレームにもクラシックなデザインを取り入れると、上品で知的な印象をプラスでき、秋コーデにもぴったりです。リーディンググラスのクラシックフレームには、いくつか定番の型があります。まずは、ウェリントン型です。ウェリントン型は、逆台形型のリーディンググラスで、長方形の下側の幅が狭くなるデザインになっています。スクエアの角に少し丸みがあるので、丸みのデザインによってやわらかい雰囲気やかっこいい雰囲気などの印象が変わります。
リーディンググラスの別のクラシックフレームは、ボストン型です。ボストン型は、逆三角形型のリーディンググラスで、ゆるやかにカーブして下側が狭くなるデザインになっています。ウェリントンよりも丸みがあるリーディンググラスなので、やわらかさや上品さを持ちながらトラッドな雰囲気を演出できます。ラウンド型も、リーディンググラスのクラシックなフレームのひとつです。ラウンド型は丸メガネとも呼ばれており、ほぼ丸い形をしています。曲線的な形状によってやわらかい雰囲気が出るリーディンググラスですが、レンズの大きさやフレームの素材、太さなどによって知的な雰囲気や個性的な雰囲気など、異なる印象を演出できます。クラシックフレームのリーディンググラスは、性別や年齢を問わずつけやすく、フォーマルやカジュアルなど、どんなシーンでもかけられるデザインが多くなっています。
トレンドに合わせたデザインで個性的なファッションを楽しむのも、おしゃれなリーディンググラスの楽しみ方のひとつです。近年ナロータイプのフレームが、トレンドになりつつあります。ナロータイプとは、縦幅が狭いフレームデザインで、横長の長方形になるスクエアや丸みのあるラウンドなど、幅広いデザインがあります。ほかにも、サーモントやブローと呼ばれている、リムの上半分だけ太くなっていて眉毛のように見えるデザインもトレンドとなっています。知的で大人な雰囲気と、個性的な印象を演出できるリーディンググラスです。
おしゃれな秋カラーのリーディンググラス
おしゃれなリーディンググラスを選ぶ際は、読書の秋にぴったりなカラーも楽しみましょう。夏の暑い時期は、ブルーやグリーンなど涼しげな寒色系が合いますが、涼しくなってくる秋の季節には、暖かみのある暖色系がぴったりです。ブラウンやエンジ、オレンジ、などの暖色系のリーディンググラスを選ぶと、秋のファッションにも合わせやすくなります。2024年秋のファッションのトレンドカラーには、モスグリーンやカーキ、ベージュ、レッド、チョコレートブラウン、イエローなどの秋カラー、シックなブラックやグレーなどがあげられています。トレンドカラーに合わせてリーディンググラスのフレームカラーを選べば、おしゃれをより一層楽しめます。またカラーだけでなく、リーディンググラスのフレーム素材もさまざまです。
プラスチック製のセルフレームは、リーディンググラスの定番で、デザインやカラーが豊富にあります。また金属を使ったメタルフレームは、アクセサリー感覚でつけられる、華奢なシンプルなデザインが人気のリーディンググラスです。暖かみや知的な雰囲気を演出するべっ甲素材のフレームも、読書の秋にぴったりなリーディンググラスになります。さらに、このような異なる素材を組み合わせたコンビフレームもあります。フロントはセルで、ブリッジやテンプルにメタルを使用しているコンビフレームなどは、どちらの素材の良さも引き出るおしゃれなリーディンググラスです。
視力に合わせたリーディンググラスの選び方
読書の秋にぴったりなデザインやカラーは、リーディンググラスを選ぶ際に大切なポイントですが、ほかにも選び方のポイントがあります。まずは、リーディンググラスの度数です。読書を楽しむためにも視力に合った度数を選びましょう。リーディンググラスは、見たいものの距離に合わせて度数を選びます。読書をする場合であれば、目から30cmほどの距離になるといわれています。自分の視力で30cmの距離にピントが合うリーディンググラスの度数を選べば、快適に読書を楽しめます。一般的なリーディンググラスは、単焦点レンズと呼ばれているひとつの焦点だけに合わせたレンズを使用しています。基本的にかけ外ししながら使用し、かけたまま別の距離のものを見ることはできません。そのため、近い距離以外でも視力の調整が必要な場合は、レンズの種類を選ぶことができます。
リーディンググラスには、単焦点レンズ以外に多焦点レンズと呼ばれるレンズの種類があります。1枚のレンズでふたつ以上の焦点に合わせられるようになっており、遠近両用や中近両用、近々両用などがあります。近い距離を見ながら景色を楽しんだり、手元の書類を見つつパソコン作業も行うときなどに、使いやすいリーディンググラスです。視力に合わせてリーディンググラスを選ぶなら、目の健康を保ちながら快適に使えます。
フレームデザインと洗練されたカラーが個性的なリーディンググラス
サイモンは、スタイリッシュなデザインと機能性にこだわったリーディンググラスやサングラス、便利なメガネのケア用品を取り扱っています。日常をより快適にするために、心地よさや使いやすさを追求したものづくりをしています。手に取るたびにわくわくし、手放せない宝物となるような、おしゃれで心が躍るアイテムを取り揃えています。
〇フレームス
数々のデザイン賞を獲得しているイタリアのナンニーニ社が生み出した、こだわりのリーディンググラスです。太めのリムが特徴的で、フロントはフルリム。金属製のヒンジで組み立てられたフロントとテンプルが、一体化したデザインになっています。多数のフレームデザインがあり、ウェリントン型やボストン型、ラウンド型はもちろん、ナロータイプや多角形など、個性豊かなラインナップから選べます。カラー展開も豊富で、他にはないビビッドなカラーも多くあります。マットな質感のサーモンピンクやレッド、ブラウン、マスタードイエローやべっこう柄など、読書の秋にぴったりな1本を見つけられるリーディンググラスです。
まとめ
小さな文字が見づらくなってくると、長時間の読書が目に負担を与え、好きだった読書から遠ざかってしまうことがあるかもしれません。老眼は誰にでも起こる症状です。無理せずにリーディンググラスを使って、読書の秋を楽しんでください。秋のファッションにぴったりなクラシカルなデザインや暖かみのある秋カラー、素材や柄など、豊富な選択肢から自分の好きなリーディンググラスを選べます。おしゃれも意識しながら、読書の秋を楽しみましょう。