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仕事中のマスク着用でめがねが曇る!働き方に合わせたくもり止めの選び方

更新日:2月28日

めがねユーザーにとってマスクの着用は、めがねが曇るため憂鬱に感じるという人も多いかもしれません。感染症対策としての着用は緩和されてきたものの、職種や職場によってはマスク着用が必須という場合もあるでしょう。仕事中にめがねが曇ると、作業が滞ってしまったり危険が生じることもあります。仕事中のマスク着用によるめがねの曇りは、くもり止めを使って解消できます。この記事では、働き方に合わせためがねのくもり止めの選び方をご紹介します。


仕事中のマスク着用でめがねが曇る

めがねの曇りは、多くのめがねユーザーが感じているお悩みのひとつです。満員電車に乗ったときや温かい食べ物を食べたときなど、さまざまな場面でめがねが曇ります。マスクをつけるとめがねが曇ってしまうという場面も、よくあると感じている人が多いかもしれません。とはいえ、花粉症対策やインフルエンザの感染予防など、必要な場面も多くあるため、マスクを着用しないわけにはいかないこともあるでしょう。


また職場によっては、マスク着用が必須という場合もあります。たとえば、病院やクリニックなどの医療従事者、介護士やヘルパーなど福祉系の仕事をしている人は、常にマスクを着用しなければならないかもしれません。また飲食店や食品を扱う工場など、衛生面で必要とされている職場もあります。接客を通して人と接する販売やレジ業務などもマスク着用率が高い職場です。オフィスや製造業、教育関連など、個人の判断で決められる職種でも、職場によってマスク着用が求められる場合もあります。


マスクをつけるとめがねが曇ってしまうのはなぜか、その原因を知っておくと対策が可能です。めがねが曇る原因は、結露という現象によります。結露は、空気のなかに含まれている水蒸気と気温の違いによって起きる現象です。空気中に含められる水蒸気量は温度によって決まっています。温かい空気は多くの水蒸気を含むことができ、冷たい空気は含み切れる水蒸気量が少なくなっています。マスクをつけていると、体温で温められた呼気がマスクのなかでさらに温められます。温められた空気は、マスクの上部にあるすき間から流れていくので、めがねのレンズに当たります。温かい空気がめがねのレンズで冷やされると、含み切れなくなった水蒸気が水滴に変わります。これが結露という現象です。


めがねのレンズが結露すると、丸い状態の水滴がめがねに付いてしまうため、光を乱反射して視界不良になりめがねが曇った状態になるのです。結露は自然に起きる現象なので、何も対策せずにめがねの曇りを解消することはできません。


めがねの曇り対策に最適なくもり止め

仕事中のマスク着用でめがねが曇ると、煩わしく感じるだけでなく業務を中断しなければならない場合があります。医療や介護など、人と関わる現場では、自分や相手に危険が及ぶかもしれません。めがねが曇るたびにマスクを取ったりめがねを拭くのではなく、あらかじめめがねが曇らないように対策しましょう。


仕事中のめがねの曇り対策に効果的なのが、くもり止めの使用です。くもり止めには、界面活性剤などの水となじむ成分が配合されています。この成分が結露によってめがねに付いた水滴の表面張力を弱め、丸い状態から面の状態に変化させます。レンズ表面に水滴をなじませて光を通し、めがねの曇りを解消させるのです。またレンズ表面になじんだ水は蒸発しやすくなるため、めがねが乾いた状態を保ちやすくなります。


めがねのくもり止めには、いくつかの種類があります。ボトルなどに入っている薬液をレンズに拭きつけて使用するのがスプレータイプです。めがね全体に指でのばしてから少し時間を置き、ティッシュなどを使って拭き取ります。スプレータイプは効果が高い製品が多いですが、対策に少し手間がかかります。同じように薬液をレンズに拭きかけてから拭き取るものにムースタイプがあります。薬液がムース状になっているので、スプレータイプよりムラになりにくく、液だれしにくいという特徴があります。


めがねを拭くだけで対策できるのがクロスタイプです。クロスに薬液が染み込んでおり、めがね拭き感覚でケアできます。ケースや袋に収納して持ち運びもしやすいです。同じように拭いてケアするシートタイプは、個包装になっていて、使い捨てなので衛生的に使用できます。コンパクトなので持ち運びに便利で、旅行などにもおすすめのタイプです。さらに、薬液を塗って使用するくもり止めとして、ジェルと点液タイプがあります。米粒大のジェルや薬液を塗り広げて少し乾かしてから、ティッシュなどで拭き取ります。ケアするのに少し手間がかかりますが、持続性の高い強力タイプが多く、飛び散りなども心配いりません。



働き方に合わせためがねのくもり止めの選び方

くもり止めにはそれぞれ特徴があるので、職場や働き方に合わせて、めがねのくもり止めを選びましょう。働き方やマスクを着用する頻度、場所などによって、気になったときにすぐめがねのケアができる方がよい場合と、少し手間でも効果の持続性が高い方がよい場合があります。また持ち運びのしやすさも選び方のポイントとなります。


医療・介護・飲食・接客など

医療や介護などの職場では、仕事をはじめると休憩までの数時間、現場を離れられないかもしれません。飲食業や接客業なども、就業前に荷物をロッカーにしまい、仕事中に取り出せない場合が多いでしょう。このような職場では、仕事中のマスク着用でめがねが曇ってしまったとしても、くもり止めの塗り直しをするのは難しいかもしれません。塗り直しができない職場では、仕事前のケアで対策できる、強力タイプのくもり止めを選びましょう。


強力タイプのくもり止めは効果の持続性が高いので、曇りを気にせず仕事に集中できます。自宅でめがねのケアをしておけるなら、スプレーやムースタイプがおすすめです。スプレーやムースタイプは、効果が高く持続しやすい製品が多くあります。自宅であれば、飛び散りなども気にせずケアできるので、問題なく使用できます。また仕事中でもケアできるものがあると安心な場合は、ポケットやポーチに入れておける、コンパクトなシートタイプを使いましょう。かさばらずに持ち運びでき、気になったときにサッとケアすることも可能です。



IT関連・事務など

IT関連の職場で働いている人や事務職の場合、室内で座って作業していることが多いかもしれません。手元に自分の荷物があり、デスクでできるケアであれば問題ないなら、めがねの曇りが気になったときにくもり止めを使用できます。そのような職場であれば、点液やジェルタイプのくもり止めがおすすめです。点液やジェルタイプは効果が高いものが多く、飛び散る心配がないためオフィスでも使用しやすいめがねのくもり止めです。デスクに常備しておけば、気になるときにいつでもケアできます。


いつもマスクをつけているわけではない場合や効果の高さよりも手軽さを優先したい場合は、クロスタイプのくもり止めを使えます。クロスタイプであれば、拭くだけで簡単にめがねの曇り対策が可能です。マスクをつける前にクロスでひと拭きするだけなので、煩わしさを感じることなく仕事に集中できます。



営業・外回りなど

普段はオフィスで働いていて、必要なときだけ外出する営業職など、室内と外を行き来する職種もあります。外出先で顧客に会うときだけマスクをつけるという人もいるかもしれません。そのような場合、あまり気にせずにめがねをかけていて、対策するのをうっかり忘れてしまうこともあるでしょう。


そういうときに限って大事な商談が入っていた…とならないために、持ち運びしやすく手軽にケアできるシートやクロスタイプのくもり止めを常備しておくと安心です。とくにシートタイプは、個包装になっていてコンパクトなので、カバンのポケットやポーチ、財布のなかに入れておくことができます。出先でマスクをつけたときにめがねが曇っても、拭くだけですぐに対策が可能です。



マスクを収納できる!強力なクロスタイプのくもり止め

サイモンは、40年以上めがね関連事業に携わっており、リーディンググラスやサングラス、めがねのケア用品を取り扱っています。毎日使うアイテムだからこそ、手に取ったときの小さな気持ちよさを感じ、長く使い続けたいと思えるものづくりを追求しています。スタイリッシュなデザインやカラーで、日常に彩りをプラスするアイテムを取り揃えています。


フォグストップ缶フォー・マスク

マスクを取ったりつけたりするめがねユーザーに便利な、マスクを収納できるケースが付いているめがねのくもり止めです。コンパクトな正方形のケースのなかに仕切り板が付いており、下部にマスク、上部にくもり止めクロスを収納できるようになっています。スタイリッシュなシルバーのケースなので、仕事用のカバンに入れて持ち運んだり、オフィスのデスクに置いておいてもなじむデザインです。めがねを拭くだけで簡単にケアできるクロスのくもり止めですが、長時間効果を持続させる強力タイプで、1枚で約300回使用できます。出先で着用する必要がある場合や、仕事中につけていてランチのときなどに置き場に困る、といった場合におすすめのめがねのくもり止めです。



まとめ

医療や介護の現場、飲食店や接客業など、就業中にマスクの着用が必須となる仕事も多くあります。マスク着用による仕事中のめがねの曇りは、くもり止めを使って対策しましょう。くもり止めの種類によって、持ち運びのしやすさや使い方などが異なります。こまめな塗り直しが難しい職場では強力タイプ、外出が必要な職場ではサッとケアできるクロスタイプなどを使えます。働き方に合わせた選び方して、仕事中でもめがねを快適に使いましょう。


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