おしゃれも機能性も妥協しない!自分スタイルに合うUVカットサングラスの選び方
- サイモン編集部
- 2 日前
- 読了時間: 8分
紫外線が強くなる夏は、日差し対策がとくに重要です。UVカット用の日傘や帽子、カーディガンなどを使って対策する方も多いのではないでしょうか。UVカットサングラスも、紫外線から目や肌を守るために大切なアイテムです。レジャーやアウトドア以外でも、おしゃれを楽しみながら日常使いできるUVカットサングラスも多くあります。この記事では、紫外線対策が目にとって大切な理由や、UVカットサングラスのおしゃれな選び方をご紹介します。
紫外線の影響は目にも!UVカットが必要な理由
紫外線は、肌だけでなく目にもダメージを与えます。眼球の1番外側にあるのは角膜で、その奥でレンズの役割をしているのが水晶体です。目に入る紫外線のほとんどは、角膜と水晶体で吸収されます。吸収されなかった1〜2%の紫外線は、物体を映す部分である網膜まで届きます。角膜は多くの紫外線を吸収するため、目のなかでもっともダメージを受けやすい部位です。また、紫外線によって炎症が起きてしまう場合もあるため、目を守るためには適切なUVカットが必要です。
紫外線によって起きる目の症状には、急性と慢性のものがあります。たとえば、海水浴やスキーなどのレジャーで長時間強い紫外線を浴び続けて生じるのは、角膜炎などの急性疾患です。目が痛くなったり充血したり、ゴロゴロ感や眩しさを感じるなどの症状がでます。急性の症状は、大抵1日から2日という短い期間で自然に改善します。炎症への対策として、アウトドアやレジャーに行く際に、UVカットサングラスを使用するのは効果的です。一方、長期間紫外線を浴び続けることで症状がでるのが、慢性的な目の疾患です。代表的な疾患のひとつとして白内障があげられ、水晶体が徐々に白くにごってしまいます。そのままにすると、視力の低下や失明などのリスクもある疾患です。このような慢性的な疾患を防ぐためにも、日常的に目のUVカットを意識する必要があります。
また目から入る紫外線は、肌が日焼けする原因のひとつです。目に入った紫外線により、脳は強い紫外線を浴びていると判断し、メラニン色素をだすよう命令をだします。その結果メラニン色素が作られ、日焼けやシミ・そばかすなどの原因にもなる恐れがあります。日頃からUVカットを意識しておくと、目のダメージだけでなく美容面の効果も期待できます。

UVカット用のサングラスを選ぶポイントは?
目の紫外線対策として効果的なのが、UVカットサングラスです。目に入る紫外線を物理的に遮断できるため、ダメージを確実に防ぐことができます。ただし、どのレンズでもUVカットできるわけではなく、レンズカラーが濃いほどUVカット機能が高いわけでもありません。サングラスで適切にUVカットするためには、レンズの選び方がとても重要です。
UVカットできるレンズを選ぶ際に目安となるのが、UVカット率と紫外線透過率です。UVカット率は、どれだけ紫外線を通さないかを表した数値であり、99%以上の数値のレンズを選びましょう。反対に紫外線透過率は、どれだけ紫外線を通すかを表した数値です。この数値は、低ければ低いほどUVカットできるレンズなので、1.0%以下のレンズを選んでください。
さらに、しっかりUVカットできるサングラスを選びたい場合は、遮断できる紫外線の波長を表す数値をチェックしてみましょう。紫外線の波長には、UVA・UVB・UVCの3種類があります。波長の長さによって分類分けされており、目や肌に影響があるのは波長の長いUVAとUVBといわれています。UVAは315~400nm、UVBは280~320nmなので、波長が長いUVAまでカットできるレンズであれば安心です。UV400と記載のあるUVカットサングラスであれば、400nmの紫外線まで遮断できます。
自分のスタイルに似合うUVカットサングラスの選び方
目のUVカットを意識したいものの、どのようなデザインを選べばいいか分からないという人も多いかもしれません。レジャーやアウトドアだけでなく日常的に使いやすい、おしゃれなUVカットサングラスも多くあります。さまざまなフレームデザインやレンズカラーから、お気に入りのUVカットサングラスを見つけましょう!
フレームデザインで選ぶ
UVカットサングラスと聞くと、スポーティなデザインやかっこいいデザインというイメージがあるかもしれません。メガネをかけるような感覚でつけられる、おしゃれなフレームデザインを選べば、ファッションアイテムとしてUVカットサングラスを楽しめます。たとえば、正円に近い丸い形のラウンド型は、ファッションアイテムとして取り入れやすいUVカットサングラスです。おしゃれで個性的な雰囲気やレトロ感を演出できます。丸いフレームがやわらかい印象に見せてくれるため、サングラスのかっこいい雰囲気が苦手という人にもおすすめです。細いフレームであれば知的な印象に、太いフレームであればトレンド感あふれる個性的な印象など、フレームの太さによっても雰囲気を変えられます。
ウェリントン型はフレームの上下幅が広く、逆台形の形をしています。男女問わずかけやすいユニセックスなデザインで、幅広い年齢層で取り入れやすいUVカットサングラスです。フォーマルからカジュアルまで、さまざまなコーディネートにも合うため、シーンを問わず使用できる万能なUVカットサングラスになります。クラシカルなフレームのボストン型は、角に丸みのある逆三角形のデザインです。ラウンド型のような丸みのあるデザインによってやさしい印象を与えつつ、上品さやスタイリッシュな印象も加えられます。クラシカルなデザインなので、日常使いしやすいUVカットサングラスです。
フレームカラーで選ぶ
UVカットサングラスは、ブラックやブラウンなどの定番カラーから、ビビットなカラーまで、フレームのカラーでもおしゃれを楽しめます。ブラックやブラウンなどのダークカラーはかたい雰囲気になりがちですが、光を通すクリアなレムフレームを使ったタイプは、やわらかい印象のUVカットサングラスです。
また、丸みのあるラウンド型にマットブラックの太いフレームなど、UVカットサングラスをファッションのアクセントにするのもおしゃれな手法です。涼しげで夏らしい、さわやかな印象を与えたい場合は、ピンクやイエローなどのポップなカラーや、透明のクリアフレームを選ぶのもよいでしょう。
レンズカラーで選ぶ
UVカットサングラスは、レンズカラーもさまざまな種類から選べます。UVカットするためには、レンズカラーが濃ければ濃いほどいいと思う人も少なくありません。ところが、無色透明でクリアなレンズのUVカットサングラスもあり、レンズカラーの濃さでUVカット率が変わるわけではありません。クリアレンズであれば、伊達メガネをかけるような感覚で、おしゃれを楽しみながらUVカットできます。
ただし、UVカットと同時に光のまぶしさをおさえたい場合は、ブラックやブラウンなどの濃いレンズカラーがおすすめです。またグリーンやブルーなどの寒色系のレンズカラーやイエロー系、レッド系といった暖色系のカラーもあり、好みのファッションに合わせて選択できます。

UVカットサングラスは機能性も大切
デザイン性だけでなく、おしゃれと機能性を兼ね備えたUVカットサングラスも多く、レンズの機能も選ぶポイントとなります。たとえば調光レンズは、紫外線量によってカラーが変化するレンズです。紫外線量が少ない室内では薄く、外に出て紫外線量が多くなるとカラーが濃くなります。UVカット率は変わりませんが、外で光のまぶしさを軽減しつつ、室内や夜間の視界を確保できるため、かけ外しする手間がなくなります。
偏光レンズは、一方向だけの光だけを通すレンズです。水面や地面から乱反射する光を防いで、視界をクリアに保ってくれます。反射光や光のギラつきがおさえられるため、とくに釣りやゴルフ、スキーなどのスポーツ時やドライブ中に役立ちます。
度付きのメガネを日常的に使っている場合、上からかけて使用できるオーバーグラスタイプのUVカットサングラスがおすすめです。UVカットサングラス自体を度付きにする必要がないことや、自由に着脱できるため、かけ直しの手間を気にせず、快適に使えます。

メガネの上からかけられる!おしゃれで機能的なオーバーグラス
サイモンでは、サングラスやリーディンググラス、メガネのくもり止めなど多彩な商品を取り扱っています。取り扱っているアイテムは、使いやすく機能的であるだけでなく、心がわくわくするような遊び心あふれるデザインです。暮らしにメリハリと心地よさを届ける、長く使えるものづくりを大切にしています。
POLA-FIT ai
ポラフィット・アイは、メガネの上からかけられるオーバーグラスです。UVカット率は99.9%で、紫外線からしっかりと目を守ります。目をカバーする構造で、上下左右から入る紫外線も防ぎます。フレームはゆるやかなカーブを描いており、やわらかく落ち着いた印象を与えるため、ファッションアイテムとしても使えるおしゃれなデザインです。マットブラックとブラウンの2色のカラーを展開しており、日本人の肌に合うスタンダードなカラーリングです。
UVカット機能だけでなく、反射光をカットする偏光機能が付いているため、運転やアウトドアなどさまざまなシーンで視界をクリアに保ちます。また、紫外線量に応じてレンズカラーの濃淡が変化する調光機能も兼ね備えている、機能性の高いオーバーグラスです。
まとめ
紫外線は、目の炎症や日焼けなどの原因になるため、UVカットサングラスを日常使いして、おしゃれを楽しみながら対策を行いましょう。UVカット率が高いレンズを選べば、目に入る紫外線をしっかり防げます。ラウンド型やウェリントン型など、おしゃれなフレームデザインのUVカットサングラスも多くあります。クリアレンズや調光レンズ、オーバーグラスなど、使いたいシーンや使用しているメガネなどに合わせて、デザインや機能を選びましょう!